FlaskのIOError - Broken pipeにどう対処すれば良いか？
結論から言いますと
app.run()の引数にthreaded=Trueを加えること．
以下は蛇足．
概要
最近，以下のような構成で趣味のアプリを書いていたのだけど．頻繁にIOError: [Errno 32] Broken pipeが出て困っていた．
具体的には，どちらかの更新がキッカケになって止まる感じ．
参考にしたページ
エラー名で調べると，以下のページが見つかった．
Flaskの提供しているWSGI互換のサーバは，標準でシングルスレッドで動くらしく，複数の処理が投げられるとIOErrorを起こすらしい．
なので，threadedオプションをTrueに設定して，複数スレッドでの動作を許可してやればいいとのこと．
ただ，全て問題解決かと言うとそういうわけではなくて，「Flaskに入っているサーバ機能を使うのは開発のときだけにしろ」とのことだった． プロダクション環境に入れるときは，gunicornのような別のWSGI互換サーバを使うべきらしい．
なるほどですね．
