スマホ版ドラクエ1クリアした

クリアしたのでちょっと感想書いてみる。

 

巷では操作性がクソだともっぱらの評判だけど、確かにかなり操作し辛いと思った。十字パッドについては正直慣れの占めるウェイトが大きいと思うのでなんとも言えない。だけど、半歩のシステムにだけは最後まで慣れることが出来なかった。ストーリーを通して半歩の移動が必要な箇所が全くないせいで、半歩自体がただのイライラの原因になってしまっているし…。

 

ゲーム自体の方は、初期レベルからスライムが一撃で倒せたりと、プレイがサクサクになるような調整がされていたように感じた。その一方で、サクサク進んだ結果、橋を渡った先でサクッと強くなったモンスターにぶっ殺される事案が発生したりもした。

また、仲間がたくさん居るドラクエのノリで進めた結果、主人公がアッサリ死んで城に戻されることも多々あった。例えば、仲間が四人の時の体力回復のタイミングで戦闘していると、勇者一人はすぐに死んでしまったり。ドラクエ3以降しかやったことない僕には正直新鮮だった。まあ、そういう新鮮さが、必ずしも面白さと等価だった訳ではないけどね。城からダンジョンまで歩くのめんどくさいんだよ!!!!ルーラが城まで帰るだけの呪文とかふざけてんのか!!!!

 

あとはりゅうおうの鬼畜っぷりね。

 

あとはお約束画像を貼っておこうかなー。

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最近気に入ってる音楽


Mr Blue Sky - YouTube

キリン一番搾りだったかのCMで使われてる音楽。元々ELOについては全く知らなかったんだけど、CMを一回聴いただけで詳細が気になって調べてみたのがキッカケ。今ではTSUTAYAでベスト盤を借りてきて繰り返し聴いている。

ゴキゲンなメロディーが聴いていてなんとも気分がいい。CMで耳にするとつい歌ってしまう…

 


Daft Punk - One More Time - YouTube

Daft Punkは最近の「Random Access Memories」から聴き始めた。新アルバムが出る前は名前すら知らなかった…だいぶ久しぶりに出したアルバムみたいだからね、仕方ないね。

この曲も何かのCMで使われてたハズの曲。最初にPV観たときはMADか何かとおもったんだけど、まさかの公式動画で驚いた。曲自体は僕の好みな電子音ピコピコ系です。ストライクゾーンごちそうさまです。

 

改めてまとめてみると、CMから新しい曲のジャンルとかアーティストを開拓するパターンがそれなりにあるなーという印象。CM用ということでキャッチーな曲を使うからかもしれない。

村上春樹の本をいくつか読んでみた

村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - (チェコ好き)の日記  というエントリを読んで「なるほど」と思ったので、その中で紹介されていた下の二冊を読んでみた。我ながら影響されやすいとは思う。

 

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

 

 

パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃 (文春文庫)

 

 

そもそものキッカケ

レキシントンの幽霊」を以前に読んだことがあって、その時に得た村上春樹のイメージは、よく分かんねえ小難しいオッサンというものであった。「沈黙」に込められている直接的な作者の考え方が、表題作の「レキシントンの幽霊」からはなぜかほとんど読み取れず、「沈黙」から感じられたまとまりのようなものが「レキシントン」からは何も感じられなかったせいだろうか。

当然のことながら「よく分かんねえ小難しいオッサン」の本をそれ以上読む気にもなれず(「沈黙」は好きである。念のため。)、なんとなく彼の作品を敬遠していた。ただまあ、暇すぎたのと、本を読む意識の高い大学生的な意識が高ぶりすぎたこと、それと上記のエントリを読んでしまったことで新たに二冊読むことになったわけである。

そんでもって、感想

結論から言ってしまえば、「雨天災天」は面白かった。「パン屋再襲撃」もそれなりに面白かった。

前者については、村上春樹という作家はとどのつまりただのオッサンでしか無く、オッサン以上でも以下でも無いということが分かったのが一番の収穫だと思う。愚痴っぽいオッサンの愚痴だらけのエッセイが、なぜかは分からないけれどとても読みやすかった。

後者については、意味の分からない出来事が起きて、不条理な結末を迎えるまでの一連の「流れ」が面白かった。村上春樹の作品に求めるべきものは、起承転結といった合理的な流れではなくて、あくまでもその途中のプロセスにある雰囲気だとか、小気味よい会話なのかもしれないと思った。でもやっぱり僕は象が消えた理由が知りたい。

 

長文を書くことを継続的にするべきですねと思いました。眠いので今日はここまで。